はじめに
本記事では、自作キーボード界隈で有名な「Keyball」と無線化Keyballと呼ばれている「roBa」の徹底解説して行きます。
この2つのキーボードは見た目こそそっくりなのですが、それぞれ「できること」と「できないこと」があるため、選ぶ際に迷ってしまうことがあります。
なお、どちらのキーボードもはんだ付けが必要な自作キーボードですが、下記ショップでは組み立て済みを販売しています。
はんだ付けなどが難しい人でも手に入れることができるので、購入する際はこちらから購入することをおすすめします。
さらに、購入後に故障した場合もサポートしてもらえるため、初めての自作キーボードはこちらから購入するのがおすすめです!
【完成品】Keyball販売先

【完成品】無線化Keyball(roBa)販売先

KeyballとroBaとは
性能の比較をする前に、簡単にKeyballとroBaの説明します。
KeyballとroBaは、右手側にトラックボールを内蔵した左右分割型自作キーボードで、Keyballは「39キー」、「44キー」、「61キー」の3展開、roBaは「43キー(or 42キー + ロータリーエンコーダー)」のみの展開となっています。
KeyballはPCとの有線接続かつ左右のキーボードも有線で接続する必要があります。
一方、roBaは完全無線のため、PCとの接続も左右のキーボードの接続も全て無線で接続することが可能です。
そのため、ケーブルレスで使用することが可能です。
※ Keyballは左手側にトラックボールを付けることが可能
KeyballとroBaの比較表
比較項目 | Keyball | roBa |
---|---|---|
はんだ付け | 必要あり(完成品販売先) | 必要あり(完成品販売先) |
接続方式 | 有線接続のみ | 無線接続(最大5台) |
キー数 | 39キー、44キー、61キーから選択可 | 42キー + ロータリーエンコーダー or 43キー |
トラックボール搭載 | あり | あり |
LED搭載 | 可能 | 不可 |
光学センサー | PMW3360(性能高) | PMW3610(省電力・性能低) |
ホットスワップ | 対応 | 対応 |
ファームウェア | QMK / VIA /Remap対応 | ZMK Studio / ZMK firmware対応 |
使用感 | 快適 | 少し難あり |
Keyballの選択が最適な人
KeyballとroBaの比較は前述の表の通りです。
その中でKeyballを選んだ方がいい人は、有線接続でもいいというのが絶対条件になります。
その条件さえクリアできれば、KeyballはroBaより快適に使用できると個人的に思っています。
光学センサーが優秀
KeyballやroBaでは、トラックボールにてポインター操作を行いますが、そのポインターを制御するための光学センサーがKeyballの方が優秀です。
というのも、roBaは無線接続という性質上、省電力の光学センサーを採用しています。
一方で、Keyballは有線接続のため、電力に縛りがなく、高スペックな光学センサーを採用しています。
そのため、トラックボール操作の快適性を重視している方は、Keyballの購入を視野にいれると良いと思います。
キーボードを光らせたい
また、キーボードを光らせたい方も多いと思います。
その場合、roBaではLEDが搭載できないため、LEDが搭載できるKeyballがいいと思います。
びかびかに光らせることができますよ!
ケーブルがイケメン
また、意外かと思いますが、ケーブルがかっこいいかもということです。
というのも、JizaiStyleさんのL字TRRSケーブルを使用すると、ケーブルすらもかっこよく見えるということです。
キーマップ操作が快適
KeyballやroBaなどはキー数が少ない分、
roBaを選んだほうがいい人
キーボード操作的な快適さより、無線接続という絶対的優位を取りたいという方はroBaを選びましょう。
正直、無線接続は快適です笑
しかも、5台までの機器と接続できるため、デバイスをたくさん持っている方でも安心です。
かくなる私もiPhone1台、iPad1台、PC3台(MacOS2台、Windows1台)に接続しています。
これならプライベートと仕事用でたくさんデバイスがある方でも1台で行けちゃいます。
結論
有線でいい人はKeyball、どうしても無線がいい人はroBaになるかと思います。
と言いながら、私は家ではKeyball、職場と外出先ではroBaを使用しています。
使い分け方は下記の通りです。
家でキーボードを動かすことはないので、使い心地が良いKeyballを使っています。
一方で、職場では、会議などでキーボードを持ち運ぶことが多いので、roBaを使用しています。
外出先では言わずもがなですね。
【Keyball】

【無線化Keyball(roBa)】

自分で自作した人はこちらも参考になります。

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